WORK 仕事について

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新喜劇のイベントを手伝ったことがきっかけで繋がったよしもととの縁

 学生時代からイベント設営のアルバイトをしていて、卒業後は地元・静岡のイベント運営会社に就職しました。当時、静岡では年に一度、吉本新喜劇の恒例イベントが開催されていました。たまたま僕が運営を手伝ったことでよしもとの社員の方々と繋がりができ、「一緒に働かないか」と声をかけていただいたのが25歳の時。それをきっかけに住まいを静岡から大阪へ移し、劇場の売店でのアルバイトや地方興行での物販の手伝いを経て、グッズの企画開発や販売を行う吉本興業の子会社に入社しました。その後はよしもとが運営する飲食店の店長やグッズ開発などさまざまな経験を積みました。そして2011年から業務委託という形でライブ制作にたずさわり、2016年の春、社員として入社しました。入社年月はまだ浅い新入社員ですが(笑)、よしもとに関する業務は形を変えながら20年近くたずさわってきているので、異例の経歴だと思います。

自分が企画・立案したイベントをいつか海外に発信したい

 現在は、よしもとが主催するライブやイベントのプロデューサーを担当しています。芸人さんの単独ライブから大型イベント、さらに京都国際映画祭やコヤブソニックといった大規模フェスまで、現場はさまざま。プロデューサーは、開催場所の決定、イベント内容の企画立案、キャスティングなども行います。並行して、チケット販売を促進するためのプロモーションも欠かせません。そのため、プロモーションセクションと密に情報交換し、連携を取ってより多くのお客様にイベントの存在を知っていただくように動いています。また、当日もリハーサルから参加し、イベントが滞りなく終了するか責任を持って立ち会います。業務は多岐に渡りますが、僕自身、ものづくりが好きなので苦に感じたことはありません。しかしプロデューサーという立場上、限られた予算内でいかに楽しいものをつくるかというところは絶妙のバランスが必要です。芸人さんの単独ライブの場合、芸人さんと構成作家、僕らでライブの内容を決めていくのですが、やはり単独となると芸人さんのやりたいことが多いんです。そこで、皆のアイデアを積み重ねた上で、予算内に収まるように、それでいて芸人さんも満足し、お客様にも楽しんでいただける内容にブラッシュアップする作業は非常にやりがいを感じます。
 これまで一番印象的だったのは、2012年に企画した『劇団アニメ座』ツアーです。若井おさむさんなどアニメキャラのものまね芸人さんを集めたイベントだったのですが、ひとつずつアニメキャラの権利関係を確認するなど、これまでにない作業を手探りで進めなければなりませんでした。また、全国各地を行脚していたため予算のやりくりにも苦労しましたが、その甲斐あって大好評のまま幕を閉じることができました。海外では今も日本のアニメは根強い人気があるので、クールジャパンの波に乗り、海外向けにリニューアルして復活させたいですね。
 今後挑戦したいことは、やはり海外。僕らが手がけたイベントを外国で発信するのが目標です。現在、大阪のライブハウスとよしもとがタッグを組んで開催している『ナニワデリック』という音楽イベントがあるのですが、なかでもアイドルとパンクが融合したパフォーマンスが非常に盛り上がるんです。オーディエンスも一緒に踊り、ヘッドバンキングで盛り上げ、会場が一体になって楽しんでいる様子を見ると、言葉が通じない海外でも通用するのではと手応えを感じています。大阪を飛び出して、まずはアジアを足がかりに、10年後には世界各地へと仕掛けていきたいです。

MESSAGE 就活生へのメッセージ

流行を敏感にキャッチするアンテナを持っている人と働きたい

 よしもとはエンタテインメントの会社なので、今、世間では何が流行っているのか、どういうものがウケそうかをキャッチできる感性は大切だと思います。それゆえ、日頃からアンテナを張り巡らせ、面白がりながら情報を集めるのが得意な方がいいのではないでしょうか。僕が所属するライブ制作だと、そういった流行を汲んだライブを開催することも可能ですし、他の部署でも流行をキャッチする能力は必ず生きます。アイデアを形にしたいというチャレンジ精神旺盛な方だと活躍できる場も多いと思います。
 また、僕の部署の話になりますが、自分でイベントを企画・立案することは楽しいですが、それ以外の作業も多いのが現実です。例えばイベントにかかわる資料の整理や訴求力のある企画書作りなど、形にする前のベースづくりは欠かせない作業のひとつ。これは個人的な希望ですが、僕は書面をまとめるのが苦手なので、国語力のある方と一緒に働きたいですね(笑)。