Q&A

WORK 仕事について

「ネタってどう考えてんの?その発想のメカニズムに触れてみたい」と学生時代からお笑いに興味津々

 小さい頃からお笑いやバラエティ番組が大好きで、高校時代には「お笑い関係の仕事がやりたい」と漠然と考えていました。正直、芸人になりたいと思っていた時期もありました(笑)。クラスメイトからも一目置かれていたのか、人気番組の放送があった翌日は感想を求められたりもしました。とくに誰かのファンというよりは、「ネタってどうやって考えてるんやろう?」とか「芸人さんとしゃべってみたい」という感じです。浪人して大学に入学したものの、めちゃくちゃ遊び倒してしまって留年。遊んだ分、就職活動はがんばろうと決めて、マスコミ関係の企業を100社ぐらい受けました。就活のなかで自分のことをふり返る機会も多くて「そういえば、よしもと芸人の出てる番組をよく観てるよな」と気づき、よしもとに応募しました。

在阪テレビ局のレギュラー番組と特番の番組制作のすべてに関わる

 入社してすぐ東京のマネジメントセクションに配属になり、その後はヨシモト∞ホールOSAKAの担当などを経て6年前から映像制作セクションに所属しています。番組プロデューサーとして担当しているのは在阪局の番組が中心で、レギュラーでは『お笑いワイドショー マルコポロリ!』(関西テレビ)、『グッと!地球便』、『八方・陣内・方正の黄金列伝』(共に読売テレビ)、『笑い飯のおもしろテレビ』(サンテレビ)、『海原やすよともこの裏側ハッケン!』(eo光チャンネル)。基本的にはオンエアごとの番組会議や出演者のキャスティング、スタッフの管理、演者との打ち合わせ、収録がある日は現場の立ち会いも欠かせません。とくに年末年始や年度末は各局で特番が増えるので、慌ただしくなります。また、局担当という業務もあって、現在は読売テレビの担当。読売テレビから仕事を受ける際の窓口になり、番組を作る制作局だけではなく営業局や事業局、スポーツ局とも仕事をすることで芸人の活躍出来るフィールドを増やす努力をしています。

新しい番組をゼロから作るおもしろさは苦労以上のやりがいがある

 今の仕事の醍醐味は、やはり番組をゼロから作り上げていくこと。レギュラー番組を継続していく事も大事ですが、新たに特番の企画を作っていくのはもっと大事。正直時間もかかるし大変な作業ですが、真っ白な紙の状態からああでもない、こうでもないと番組の主旨や構成を考え、キャスティングにも頭をひねって20枚ぐらいの企画書ができあがった時は達成感があるし、それだけでもおもしろいなぁと思えます。テレビ局からターゲットを絞った企画募集もあり、「ゴールデンタイムに親子が楽しめるクイズっぽい番組がないから作って欲しい」や「ネタ番組をやりたいんだけど」などとオーダーがくることもあります。
 いずれは大阪発信の全国ネット番組を作りたいと思っています。若手から師匠までいるのはやっぱり大阪ならではです。全世代集合させたような番組なら、全世代の視聴者に楽しんでいただけるのではないかと思います。あと、上方のしゃべくりを生かした番組をもっと作ってみたいなとも考えています。
 また、よしもとだから出来る全国のネットワークを活用した番組も作っていきたい。今や47都道府県に芸人も社員もいてそれぞれが現地で集めた、貴重な情報がたくさんあります。各地方にしかないおもしろい情報があるのは番組作りにおいては立派な財産。それらを量産して各ローカルの番組や、全国ネットの番組で活用していきたい。

DAILY SCHEDULE よしもとっ子の1日

10:00

担当番組の収録があるテレビ局に出向いて収録前の
打ち合わせ。レギュラー番組だと出演者も慣れているので、
収録直前に打ち合わせすることもあります。

14:00

番組会議の日もあれば、担当番組の収録に
立ち会う日もあります。立ち会いの時は、
番組の収録が無事に進んでいるかをチェックします。

16:00

夕方以降も収録立ち会いがある日はそのまま
テレビ局で業務にあたります。改編時期が近づき、
特番が増えるときは新しい番組の企画を考えます。

LAUGH&PEACE 仕事でLAUGHな時&

仕事でLAUGHな時

自分が考えた企画や構成がそのまま形になり、番組として放送されるのは何よりの喜びです。

オフでPEACEな時

オフの日は子どもと一緒に遊ぶのが幸せを感じるひととき。今、1歳で、最近しゃべるのが上手になってきたんです。

MESSAGE 就活生へのメッセージ

自己分析して本当に自分の好きなこと、やりたいことを見極めて

 学生の方に求める人材像をよく尋ねられるんですが、僕は反対に「じゃあバイトをしているとき、どんな子と一緒に働きたいと思う?」と聞くんです。なぜなら、よしもとで求められている人材は実はその答えと大体同じと思うからです。明るい人かそうでない人なら明るい人がいいし、元気かそうじゃないかといえば元気な方がいい。難しく考えがちなんですけど、実はとてもシンプルだと思います。あと、就職活動する上でこれまでの短い人生を見つめ直して自己分析するのも大切。僕自身、本当に好きなことを自己分析して、その結果がお笑いでした。バラエティ番組を観るのが好きだったし、人よりも笑いを多く取りたい!と思うタイプなので(笑)。自分でわからないのなら、回りの人に聞いてみてもいいかもしれません。僕自身、就職活動はけっこうがんばったタイプだと自負しているので、学生の方にいつかこの経験を伝える側の人間にもなりたいですね。