Q&A

WORK 仕事について

遊びを通して培った経験が今に生きている

 大学時代はとにかく“遊ぶこと”をモットーとしていたので、酒屋でバイトしながらサーフィン、スノーボード、バスケットなどのスポーツを楽しみながら、プライベートを充実させていました。また、大学1年生の頃からエンタテインメント業界に興味があったのでテレビ局にも出入りして、TBSにいた知り合いのプロデューサーさんとの月1回の食事会でいろんなお話を伺っていました。
 大学では国際開発学部というところで発展途上国からどうやって貧困をなくすかを学びました。ゼミの教授が自分の今後の仕事や夢を応援してくれる人で有り難かったです。授業や卒論も将来の目標に関わることについて使っていいと言ってくれたので、今後のために時間を使えました。当時、趣味を通して培ったことは、今の仕事にも生きていると思います。例えば、バスケットボールは団体競技なので、社会人チームと一緒にプレイすることによって同世代以外の人ともコミュニケーションが取れるようになりました。テレビ局に通いながらいろんな人と話した経験からは、初対面の人と喋ることに戸惑いがなくなりました。

大切なのはコミュニケーションによる信頼関係の構築

 新入社員としてマネジメントや映像制作などのセクションで研修したのち、ルミネtheよしもとに配属されて劇場制作をやっていました。3年目に大阪の吉本新喜劇セクションへ異動になって、新喜劇メンバーのマネージャーや新喜劇のテレビ番組の制作などを担当しました。その後、京都・よしもと祇園花月で劇場制作をやってから、約3年前に再びルミネtheよしもとへ戻ってきました。劇場ではプロデューサー業務をやっていて、いわゆる寄席やイベントを企画したり、出演してもらう芸人さんをブッキングしたりするのが仕事です。
 ルミネはベテランから若手の芸人まで幅広く出演する劇場なので、まずは僕の存在を全員に知ってもらうことを考えています。マネージャーは例えば3~4組の担当している芸人さんのことをまず第一に考えますが、劇場制作はいろんな芸人さんのことを同時進行で考えないといけません。大変ですけど、コミュニケーションを取ることによって信頼関係が生まれて、「イベントをやりたい」と声をかけてもらえるようになったり、こちらからも「こういうイベントをやりたい」と提案しやすくなります。たとえば代表的なものとしては、レイザーラモン・RGさんとさまざまな芸人さんがコラボした“あるある”のイベントです。“あるある”は元々RGさんがやっていたもので、本人の力で面白くなっているのですが、「誰か別の芸人さんが入ることで、イベントとしてより面白くなる」と話していた時に、浅越ゴエさんに出てもらって祇園花月で開催できました。そんなふうに自分の発想が生きただけでなく、お客様からいい反応があると嬉しいです。今はいろんな劇場で月に1回、そのイベントをやっているんですけど、どこもチケットは完売します。RGさんはもちろん、会社にとってもプラスになるイベントが生み出せたなと思っています。
 今、ルミネの劇場ロビーでは不定期でフリーライブも開催しています。今以上にお客様に足を運んでもらえる劇場を目指すには、ルミネに来るだけで楽しめる状況をつくらなければいけないという発想から始めました。劇場をよりよくするために、支配人を交えたスタッフと常にアイデア出しを行っています。
 よしもとに入って良かったなと思うのは、人とのつながりを大切にできるところです。ものづくりを通していろんな方の思いを知って親交を深めていけますし、劇場ではお客様の反応をダイレクトで感じることもできます。もちろん、大変なことも日々あります。2014年、初めて開催した『東京グランド花月』(註:大阪のベテランから若手までの芸人のネタや吉本新喜劇が観られるイベント)の制作を担当していたんですけれど、ある時、吉本新喜劇の演目の変更を余儀なくされました。さすがに少し焦りましたけど、ダブル座長だった間寛平さんには会いに行って話し合い、大阪の辻本(茂雄)さんとは電話で話し合いながらなんとか本番を迎えることができました。
 劇場制作に多く携わってきたからこそ思うのは、東京になんばグランド花月のような大きな劇場をつくりたいということです。先日、イベントの打ち上げで食事に行った千原ジュニアさんが「おもろい人間は絶対に売れる」と話していたのですが、常設の劇場があるのはよしもとの強みです。芸人さんは面白ければ、テレビだけでなく、劇場出演で食べていくことができるからです。もちろん、お客様が足を運んでくれる場としてもさらに高みを目指していきたいです。

DAILY SCHEDULE よしもとっ子の1日

10:00

制作陣と1日の公演の打ち合わせを行います。

14:00

博多華丸さんと今後のイベント打ち合わせ

22:00

1日の公演が終わり、業務報告を行います。

LAUGH&PEACE 仕事でLAUGHな時&

仕事でLAUGHな時

よしもとのジャスティン・ビーバーこととろサーモン久保田さんと楽屋で楽しく今後の仕事に向けて構想しているとき

オフでPEACEな時

ゴルフを始めたので、ラウンドに出たり、打ちっ放しで練習したりしてます。

MESSAGE 就活生へのメッセージ

一緒に働きたいのは、一生懸命で真っ直ぐなウソをつかない人

 学生時代、番組制作がしたいなと思っていろんな企業を調べていた時、よしもとに興味を持ちました。元々、遊びが好きだというとことで、芸人さんと一緒に仕事をするのも楽しそうだなと感じました。また、マネジメントだけじゃなくテレビ制作や劇場制作、営業などのイベント制作もできるプロダクションとしてしっかりした柱のある企業だからこそ、どの部署に入っても楽しく仕事ができそうだなと感じて入社試験を受けました。
 入社して3年目くらいまで、大事にしていたのは気遣いです。1言われたことを10で返すよう、常に頑張っていました。そうすることで、いろんな人の信頼を得ることもできたと思います。入社試験でもそういう人に対して誠実なところが評価してもらえたのではないかなと思います。僕自身、特別なことをしたという思いは全くなく、聞かれたことに対して素直に目を見て答えたことが良かったのではないかと思っています。だから、プライドを捨てて間違ったときは素直に謝れるような一生懸命な真っ直ぐさを持った人が入社してきてくれたら嬉しいです。