Q&A

WORK 仕事について

ミュージカルと美学美術史学に無我夢中で取り組んだ大学時代

 大学時代では美学美術史を学び、大学公認のミュージカルサークルに所属していました。自分が舞台に立つのではなく裏方で、ミュージカル音楽の作曲や編曲を手がけていました。就職の時も舞台関係やメセナで支える企業を受けながら、「何か違うな」と感じるところがあって。でも、よしもとの面接でミュージカルの話をしたら「これまでよしもとでミュージカルはやったことがないけれど、君がやりたいなら自分でやればいいやんか」と言ってくださり、この会社で働きたいと思いました。実際に入社3年目からミュージカルや演劇の舞台を上演し、私自身が全幕作曲を担当させてもらった作品もあります。

「京都国際映画祭」でよしもとと京都をつなぐパイプ役を担当

 入社すぐにタレントマネジメント部イベントチームに配属になり、その後タレントマネジメントと兼任でドラマ・舞台製作を担当。産休・育休を経て大阪権利開発部などに配属され、現在は(株)きょうのよしもと代表取締役と、吉本興業株式会社の社長室を兼任しています。(株)きょうのよしもとは、2014年から始まった京都国際映画祭を運営するための会社。京都国際映画祭は、京都の行政や商店街や学校、施設など、非常に多くの方々のお力添えがあって実現するイベントです。「映画もアートもその他もぜんぶ」というテーマの通り、映画上映やアート展示などを京都のあちこちで行いました。映画、アートといったコンテンツ関係のスタッフの要望をすくい上げつつ、一方で京都の行政や地元の方々との関係性を築き、パイプ役となって滞りなく運営ができるように調整するのが私の役目です。

すごいアイデアが飛び出す会社だから「実現したい!」と思える

 初回となった2014年の京都国際映画祭では、京都市役所前広場に約5mの大魔神と約8mの「ジャイアント・オタマトーン」を展示・パフォーマンスしたのが思い出深いですね。おかけんたアートコーディネーターから企画があがった時、はたして京都市役所前広場に巨大なオブジェを置いていいのか? そもそも火を噴いていいのか? と、手探り状態のなか、行政や消防署、警察署、近隣の方々に丁寧に交渉し、お許しをいただくことができました。交渉が難航する時もありますが、みんなのアイデアと熱意を前にすると、「がんばって実現しよう!」という気持ちになれるんです。
 うれしかったのは、2015年の映画祭のオープニングセレモニーで京都市長にレッドカーペット歩行やご挨拶をいただき、クロージングパーティーで京都府知事にご挨拶をいただいたこと。支援を頂いている京都市や、後援を頂いている京都府、商工会議所、京都文化交流コンベンションビューローなど京都を代表する皆様に応援していただけることは行政の窓口を担当する立場としてとても心強かったです。

DAILY SCHEDULE よしもとっ子の1日

10:00

大阪、京都の行政の窓口を担当しているので、市役所や
府庁などに足を運んで交渉します。京都国際映画祭の
準備期間中は、週の半分は京都にいます。

13:00

イベントを運営する上で必要な申請書や
企画書など、書類関係を作るのも大切な業務。
各部署から上がってくる提案をとりまとめ、
書類化して行政や団体等に提出します。

16:00

京都国際映画祭が間近になると、
毎日のように分刻みで各担当者との打ち合わせが
行われます。どうしても出席できない時は、
テレビ電話を活用することも。

LAUGH&PEACE 仕事でLAUGHな時&

仕事でLAUGHな時

京都国際映画祭では、社員はもちろん、京都の地元の方々や職人さんなどさまざまな方と関わります。そんななか、「木村さんがそう言うならやってみよか」と言ってもらえると、“よしもとの木村”を超えて、ひとりの人間として受け入れてもらえたようでうれしいですね。

オフでPEACEな時

息抜きは息子。顔はそっくり、性格は真逆、理解できなくて面白いです(笑)。

MESSAGE 就活生へのメッセージ

「これがしたい!」という想いに素直に突き進んでください!

 よしもとは、やりたい気持ちがあればチャレンジさせてくれる土壌がある会社です。だから、目的のために自分に素直になって向かって積み木を積み重ねていける人が向いていると思います。私が面接を担当させてもらう時は「劇場に来たことはありますか?」と聞きます。その時に「一度もありません」と言われると、残念に思ってしまいます。入社したいという想いがあるなら、まず「吉本に触れる」「生でライブを観る」という想いを実現しようよ、と思うんです。この仕事も、想いを持って突き進み、実現していくことの積み重ねだと日々自分にも言い聞かせています。過去をふり返ると大学時代に夢中で取り組んだミュージカルが仕事につながり、大学で学んだ美学美術史を京都国際映画祭で活かすことができるなど、自分のベースでもある好きなことに今も触れさせてもらっているので、余計にそう感じるのかもしれません。